○○バブルの謎

余談から始まりますが (;’∀’) 問題です☆
バブルといえば水の中にある泡や、石鹸の泡などを思い出しがちかと思いますが、この名前がついたもので実際にあるものはどれ・・・

1.ノーコード系のWebアプリ作成ツール
  ※ノーコード = プログラミング言語の知識なしに使える

2.株式市場の異常な盛り上がり

3.感染症対策のロックダウン等に伴う社会活動の自粛時に、家族あるいは最低限必要な関係のみに接触者を限定するために形成された小さなグループ

4.K-POPアイドルに人気のチャットアプリ

答え:全部♪ 

先日例によってBBCをチラ見していたところ、気になる単語が。

Bubble ( 泡?) 

内容的には、”Trans-tasman bubble“により、
4月19日からニュージーランドーオーストラリア間が検疫なしで行き来できるようになるというもののようです。ここで、はてな?が発生。

Trans-tasman bubble って。 なに?

調べてみたんですが。

Trans-Tasman travel bubble 
= タスマン海を跨いだトラベルバブル
= ニュージーランドとオーストラリア、”2国間相互の自己隔離免除” 

ふんふん。なるほど・・・。 
トラベルバブルの中にある国同士の行き来に限り、解禁しようという流れですね。

台湾とパラオも、4月から互いの渡航者を受け入れているのだとか。
こちらは、台湾ーパラオ トラベルバブル。
[ Wikipedia:トラベルバブルhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB ]

それって今年になってできた表現なの?

こちらの○○バブル、 昨日今日出てきた表現というわけでもなく・・・

昨年2020年、ニュージーランドでロックダウンが始まる時には、

「Stay Home, Stay in Your Bubble / 家にいてください。バブル内にとどまっていてください。」 
※bubble/バブル = 普段から一緒に暮らしている人など、最小限の人や、限定された地域の単位

というニュージーランドの首相のメッセージの中で使われていたり、

英国には、ロックダウン時に、ケアが必要な一人暮らしの人がサポートを受けるために、互いに会うことができる人との”support bubble/サポートバブル”や、お互いの子供の世話をし合う家庭同士のchildcare bubble/育児バブル”などがあったり・・・

Webで発見した英語圏の他の国在住の方のブログなどにも、ロックダウン中に感染を広げないためにその中にとどまっているためのグループを表す語として使われていたことが紹介されているのでした。

泡の膜でつつまれているグループ、といったイメージで・・・

昨年の世界各国のロックダウン以来、家族から国家まで、いろいろな大きさの”○○バブル”が生まれていたのですね。

ということで。

○○バブルとは:  
最近あまり人と雑談することがないので、日本での認知度のほどはよくわからない(私が知らなかっただけなのか?💦)のですが、

感染症などが流行っているときに、感染を広げないためにとどまっておくべきグループや地域を表す語として使われていて、英語圏では一般的な表現だったのでした。