先日所用で久しぶりに繁華街というものに出かけまして、コロナ感染に気をつけつつ、そっと都会的な雰囲気(!?)を感じてまいりました。
我が町も結構便利なんですが、県庁や市役所がある中心地は、さすがに一つ一つのビルが大きいですっ。
で、ポスターもそれなりに大きいわけで。
早速とあるメガバンク系の信託銀行の前を通りががったときに巨大ポスターが目の端にちらっと映りまして。
なんと、”年利7パーセント”の商品があるというではないですかっ!!!
富裕層向けはどうなっているのかわかりませんが、私の中では定期預金といえども0.01パーセント未満レベルというイメージがすっかり定着しているので、なかなかの衝撃的な数字。
あまり長く足を止めて、不審に思われると悲しいので、商品名だけ頭にメモって帰宅いたしました。
早速グーグルさんでチェック・・・
500万円以上預け入れで、退職後2年以内、50歳以上なら適用できるらしく。
ふーん。と、しばし考えまして。
ちょ。。。退職後2年以内、ギリいけるんじゃなぁい!? と、思ったものの、
最低金額500万円だと、管理人にとっては、そっと寝かせるには大金過ぎなので、今回はスルーすることにしました。
が。どんなものなのか興味が湧いたので、500万円預ける妄想をしてみました。
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まずは商品説明のWebサイトにたどり着き、
「もしかして500万円預けると1年で7%, 350,000円ふえるのぉ・・・?
7パーセントっ、7パーセントっ♡」 と心の中で連呼しつつも、
よく見ると・・・
年利7パーセント部分は、”円定期”にのみ適用
ふーん。なるほど。500万円全部円定期にできるのかな?
と思いつつ画面を進めると、別の条件が。
50%以上の別の商品とのセットメニューとなり、残りの部分が”円定期”部分になる。
セットメニューの相方は投資信託か、ファンドラップ(お任せ運用)
なのだとか。
あ。そうなんだ。指定された中から自分で選ぶ投資信託にしても、又は銀行一任で運用してもらうファンドラップにしても、運用がうまくいったらめっちゃ増えたりするの、かも♡・・・?
ただ、投資という性質上この300万円部分の元本割れリスクはゼロではない、のだよね(ゴクっ💦)
再び件の7パーセント話に注目するとして・・・
50%は円定期にできるのなら、半分の250万円部分を”円定期”にすればい・・・
とブツブツつぶやきつつ、画面をよく見ると、
(セットメニューの片割れの)
ファンドラップ(お任せ運用)は、初契約の最低金額が300万円、
投資信託の場合は、投資信託の種類により、最低金額が違う。
う・・・。
気を取り直して、
総額500万円だと、ファンドラップ(お任せ運用)の部分は最低300万円~だから・・・
500万円ー300万円=200万円部分のみ、円定期にできる、てことね。
すでにだいぶ”思ってたんと違う感”があるのですが、さらに妄想を続けてみます。
ということは~、円定期の200万円の部分だけでも、1年預けたら7パーセント増えたりなんか・・・?
と思ったのですが、いやいや、
適用期間は3カ月なので、その後は通常金利になる
え・・・あ・・・・・・そうなんだ。
200万円だと、とりあえずはじめの3カ月間は、7%×1カ月分/12カ月×3カ月=35,000円の金利が付きまして・・・
その後は通常モードの店頭表示金利に変わる、と。
いや、でもぉ、通常の定期とはいえ、7パーセントとはいかなくても、メガバンク系の信託銀行なら、ちょっといい金利だったりなんかするのかも・・・?
というのは、考えが甘々だったようで。
2021年9月6日時点の店頭表示金利は、
スーパー定期だと、年利にして税引き前0.002%
なので、200万円部分は、始めの3カ月が終わってその後 9カ月間預けても、増える利息は0.002%×1/12カ月 ×9カ月 = 30円)
んー。まあ、ですね・・・
ということは、最初の3カ月間の35,000円と、その後9カ月間の30円で、
35,030円?
と、思ったのも束の間、
個人の場合、利息には国税、地方税、計20.315%が課される
と。ぐぬぬ。
ということで、妄想で管理人が500万円握りしめて契約に行き→一年経過お預けした場合、一つの有りうるケースとしては、
預入金額 500万円 → 1年経過したとして・・・
・内訳1 : ファンドラップ(お任せ運用)300万円部分:
銀行一任の運用で増える可能性あり。
(運用成績次第では元本割れのリスクあり)
・内訳2 : 円定期200万円部分:
始めの3カ月分27,890円 +残り9カ月分24円 で、
(3カ月適用期間後の利息が年率0.002%だったとして)
合計税引き後利息 27,914円
ざっくり言えば・・・
・確実に増える部分 :
27,914円 (円定期部分の利息)
・増えるかもしれないし、減るかもしれない部分:
ファンドラップ300万円部分の運用益(又は損) + / – ???円
・確実に減る部分:
投資をお任せするにあたり発生する、年率1.5 % 前後の報酬支払 +
間接的に投資している投資信託に関する費用(信託報酬など)年率~2.2%まで
程度
金利7パーセントきっかけで覗いてみた商品説明でしたが、
日々スーパーで特売を狙っている管理人にはもはや・・・
信託手数料がイタい投資信託、又は一任報酬もろもろがイタいファンドラップと、それぞれの元本割れリスクの存在の方が際立って見えてしまうのでした。
とはいえ、通常なら普通に500万円を定期として預けても一年で税引き後80円ぐらいしか増えないことを考えれば、
始めの3カ月間、円定期だけについたお利息27,906円だけでも、通常定期ではありえないお利息💦で、
あとは・・・投資信託やファンドラップの運用がうまくいって、かかる費用以上に利益が出れば、さらにお得な、はずっ!ということで💦
んー、もう・・・・・・・グッドラック!☆
という企画のようだったのでした