先日、テレビをつけたところ、小学生が夏休みに作製したアートで何百万も稼いだという話題の映像がありまして・・・
なんでも、いろいろなものをゾンビっぽく描いた絵を売っているのだとか。
絵といえば、絵具、ですよね。
この場合は・・・
デジタルアートでした☆
パソコンやタブレット、最近はスマホにもついているお絵描きソフトなどででもできる、”デジタルアート”。
そして、売れたシステムというのは、最近たまに聞くようになった”NFT”としての販売とのこと。
デジタルアートまでは、なんとかイメージできたんですが。
で、それを売る、というのは、なんとなくわかるんですが・・・
NFTってなによっ! と思ったので、調べてみました。
まずはWikipediaから。
WikipediaによるNFTの説明:
非代替性トークン(ひだいたいせいトークン)、
NFT(英: non-fungible token、ノンファンジュブル・トークン)とは、
ブロックチェーンと呼ばれるデジタル台帳上のデータの単位である。
その名の通り、各NFTはユニークな(唯一の)デジタルアイテムを表すことができるため、他のトークンで代替することはできない。
NFTは、アート、オーディオ、ビデオなどのデジタルファイルを表すことができ、その他の形態のクリエイティブな作品を表すことができる。
デジタルファイル自体は無限に複製可能であるが、それを表すNFTは、
その基盤となるブロックチェーン上で追跡され、購入者にそれを保有する権利の証明を提供する。
イーサリアム、ビットコインキャッシュ、Flowなどの一般的なブロックチェーンは、それぞれ独自のトークン規格を持ち、NFTの仕様を定義している。
NFTは、デジタルアート、ビデオゲームのアイテム、音楽ファイルなどの
デジタル創作物を商品化するために使用することができる。
ただし、オリジナルファイルのコピーへのアクセスは、トークンの保有者に限定されるものではない。
最初のNFTはイーサリアムベースで、2015年頃に登場した。
NFTの市場への関心が高まったことで、それまで暗号通貨に投機していた同じ投資家がNFTを大幅に増加して取引するようになり、投機が活発化した。
NFT取引の二酸化炭素排出量を批判する声もある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E4%BB%A3%E6%9B%BF%E6%80%A7%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%B3
うーん。💦
トークン、て、なんだっけ?
管理人の記憶では・・・
・ショッピングモールなどにあるゲームコーナーなどで使える、ゲーム機専用のコイン
・はるか昔、ニューヨークの地下鉄で使われていたという(行ったことないですが💦) 切符の代わりのコインみたいなもの
といったかんじで、貨幣の代わりになるナニか、ですよね。
あとは、パチンコ玉や、おもちゃのコインとか。
となると、“非代替性”トークン、て・・・
“非代替性” なので、替わりになるものがないトークン?
ゲーム機のコインや、おもちゃのコインは、同じ種類のコインであれば、別のコインを替わりに使うこともできますね。
ですが、NFTというトークンは”非代替性”ということなので、替えがきかない、唯一無二のもの、になるわけなのですね。
ただ、この場合、デジタル上のトークンなんで💦
どうやって
(`・ω・´)
となりますよね。
ここでまた出てくるのが、ビットコインなどの暗号資産で活用されている
分散型台帳技術の一つ、
こういったシステム上だと、唯一無二の価値を持つ仮想のトークンを適切に管理、流通させることができるのだとか。
仮想の話なんで、
と、思いまして調べてみたのですが、
この小学生さんの作品は、NFTを扱えるOpenSeaというオンライン上の取引所にて売り買いされていて、決済はイーサリアムという暗号資産で行われたのでした。
ということは・・・
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小学生が夏休みにデジタルアートを作って、
それをNFT化してOpenSeaというマーケットで売り出したら、
思わぬ高値で売れた。
そして、その代金はイーサリアムという仮想通貨でお受け取り
(※イーサリアムは、法定通貨である日本円に換金できる☆)
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という話だったのでした。
この小学生さん、お母さんが活動的なアーティストさんで、
(さくっと!?)夏休みの作品、NFT化してみない?という後押しがあってのこの流れだったようなのですが、ある意味英才教育!?
・・・こんな時代になったんですねぇ。
こちらのOpenSeaという取引所では、すでにキングコングの西野亮廣氏など、
有名人のアート作品も売り買いされているのだとか。
ここで、ドルや、ポンドなど、外貨を稼ぐ感覚で、イーサリアムを稼げる
・・・みたいなかんじですかね💦
OpenSeaについて、詳しいサイトを見つけたのでご紹介:
Webサイト Media Argo / 仮想通貨 2021.10.19 記事
Open Sea(オープンシー)とは?使い方・出品方法から手数料まで徹底解説
https://www.fisco.co.jp/media/crypto/opensea-about/
アート作品以外にもNFTとしては、オークションなどにかけられた有名な品などもあるらしく、中でも管理人が驚いたのは、
”ツイッターの、ツイート第一号”や、
”ウエブが最初に作成された時のソースコード(デザインなどを指示する文字とか数字の羅列10000行あまり💦)のファイル”
ただ、こちらの市場、リアルのアート作品と同じく大きく値上がりしたり、値下がりしたりという波も大きいようです。
取引通貨のイーサリアム自体の、法定通貨(円とかドル)に対する価値も、時に大きく動きますし。
もう、投機感満載・・・
なんだかクラクラする世界なので、
こういうのがあるんだなー、と感心したところで
今回の管理人の探索は終わったのでした。
投資目線の、NFTの詳しめ記事を発見したのでご紹介:
Webサイト
2021-04-06 : 【簡単解説】初心者でもわかる!話題沸騰中のNFTを理解しよう!
https://www.bridge-salon.jp/toushi/nft/