株主総会のお知らせで、株主感を味わう

  • 2021年11月20日
  • 2021年11月20日
  • 投資

昨年2020年は、ひたすら売り買いを繰り返していたものの、
今年はなんだかタイミングがよく分からず、あまり動かすことのなかった一年(まだ1.5カ月ありますが💦)でした。

とはいえ、日本の個別株は相変わらず短期で手放すことが多いです。

そんな中、先週は1社、株主総会のお知らせがやって来ました。

既に株は売ってしまった銘柄なのですが・・・

権利確定日の時点で株を保有していた人には議決権(経営参加権)が与えられるのですっ☆

株を持っている投資家さんにはおなじみのこのお知らせ。

労働組合や、マンションの管理組合の総会のお知らせのごとく、
総会の日時や、議決すべき事案が書かれた冊子になっています。

写真たっぷりのきれいな冊子が送られてくることも多く、総会の議案に加え、事業報告や、会計監査報告、さらに新店や新商品のお知らせなど、なかなか盛りだくさんだったりして、結構楽しめるものも・・・。

とはいえ、管理人が真っ先に確認するページは、

第1号議案”剰余金処分の件”! 

配当金について議決するためのこちらの議案、
今どき、Webの会社情報には以前の実績と、次期の配当予想が掲載されていたりするので、なんとなく当たりはついているはずですが・・・

真っ先に見てしまうのですよ。
「配当~♪」と。

まずは、一株あたりの配当の予定金額が出ているので・・・

1株あたりの配当金 × 自分の持ち株数 - 税金(税率:20.315%)
で、自分のもらえる金額を見積もることができ、「ふんふん、これで1回贅沢ランチできるなっ。」などと、改めて思うわけです。

形式上は、総会に諮ることにはなってはいますが、経験上、毎回議案通りに支払われています。(いや、せっかくもらえるのに、反対する人はいないと思います💦)

新興IT企業のような、はっきりした成長重視の会社だと、配当無し(儲かったお金は、全て次の成長投資に回す)というところもありますが、

日本の会社の配当性向(純利益の中の、配当として還元される部分の割合)30~40%の場合が多いようで、

さらに投資サイトで配当性向ランキングなどを見てみると、該当する期の純利益の100%以上を出したりする会社があったりします💦

いずれにせよ配当のタネ、純利益が増えるよう、我が家銘柄の会社様には大いに儲けていただきたいものです(`・ω・´)

トレードしていて、ありがたさ倍増パターンとしては、

1.株を購入
2.株を所有したまま権利確定日を通過→配当を受け取る権利が発生
3.株価が上がったところで売却→売却益をゲット
4.その後、さらに配当を受け取る

ということになりますよね☆

今回総会の案内が来た株式会社良品計画<7453 >(無印良品を展開している会社)については、世界的に問題視された新彊ウイグル地区での綿花栽培での強制労働問題の関連企業とみなされてしまい数カ月の間低迷しまっていた株価が、夏になり回復し始めていたところを買ってみたわけですが💦

いつもながら、薄利ではあるものの利益確定できたため、この”ありがたさ倍増パターン”となりました。感謝♡

と、売買の思い出を振り返ったところで・・・

いざ、権利行使っ! 

・・・昨日はがきをポストに投函してまいりました。

つい数年前までは、総会に出ない一般個人投資家は葉書で権利行使というのが定番だったのですが、こちらの株式会社良品計画も含め、最近はオンライン投票できる会社も出てきていますね。

さらにこちらの会社は、総会のオンライン中継もするらしく。総会と言えば・・・

昭和生まれの管理人、株主総会と言えば、かなり限られた人が集まって、
中には大声で圧をかけたりするプロ株主!?の方々がいたりするという、
怪しさ満載のイメージがまだ抜けていなかったのですが、

先人の多大な努力のおかげで、今や、どこもかなりクリーンな感じになっているらしく、一般株主も安心して見ていられそうですね。

などなど、株主総会のお知らせを見ながらいろいろ考えつつ、株主感を味わうのでした。