個別銘柄選択で迷子になってしまい、さらに分散投資にあこがれる

  • 2021年12月4日
  • 2021年12月4日
  • 投資

今に始まったことではないのですが、
実態経済を反映していないんじゃないか疑惑のある株式市場。
最近ますます動きが読めない展開に💦

コロナウイルス感染の第5波が落ち着いた後、つい11月の中旬までは、中国の巨大企業デフォルト懸念や、アメリカのデフォルト懸念、新政権による増税懸念もなんとかかわしつつ、日経平均も再び30,000円近くに上がって来て、

ポストコロナだぁ~♡と、いい感じの雰囲気も湧いてきてはいたのですが・・・

コロナウイルスのオミクロン株なるものが出現したとかで、
ただ今米国株も日本株も絶賛下落傾向です。

11月中旬には30,000円あたりにいたはずの日経平均、じわっと下がった後
11月25日(木)から下落が加速してしまったため、今や28,000円前後をさまよっております。

他にもいろいろ不安がある中でのこちらのオミクロン話、
それはそれで心配するべき事柄なのでしょうが・・・

そんなに連日下がるのぉ~?と、なんだか翻弄されている感がすごいです💦
このまま大暴落につながるのかどうかは、まだわかりませんが、
なかなかスリリングな連日の下げっぷりでした。

日経平均は、代表選手的な225銘柄の平均なので、中には少数派ながら株価が上がる銘柄もあるのですが。

管理人、個別銘柄では最近特に迷子になっておりまして。

個別銘柄を買うのが分からなさすぎて、日経平均やTOPIXなどの株価指数に連動するETFなどを少しずつ超短期で売り買いしてみるだけの消極ぶりです。

もう、昨年の日本株個別銘柄トレードしまくり生活はなんだったんだ ?という感じになっております。

(関連記事を別タブで開く!→ そういえば、ETFがありましたね。  )
(関連記事を別タブで開く2!→ 下がれば上がる!? インバース、またはベア型ETF 

今年買った銘柄で、引き続き成長しそうな企業や、過去5年以上の動きから1年以内周期で株価が戻ってくるだろうと(勝手に)思っている銘柄は、売らずにそのまま持ってはいるのですが・・・

我が家銘柄は資金の都合で中、小型株が多いのもあってか、今回の下落で結構影響を受けておりまして、もともと少し下がっていた銘柄がさらに下落、各々7%~35%の含み損が出ております💦

(”含み損も含み益も、確定するまではまぼろし”説を意識しつつ、なんとか平常心を保って・・・い・・・ますっ(笑 )

管理人、投資活動を昨年から再開したのであまり感じていなかったのですが、
市場の性質がここ数年で変わってきているようで。

日経のWeb版に、検証してみましたという記事が出ていました。

今年2021年の3月時点での記事ですが、

2018年以降は市場の機能(価格発見機能)不全が深刻になっているとのこと。
会計上の利益の増減で株価を予想しづらくなっているのだとか。

参照記事:
日本経済新聞(Web)マーケットニュース 2021年3月15日 14:26
誰が株式市場を壊したのか 失われた「価格発見機能」
by : 一目均衡 編集委員 川崎健 氏
(会員限定記事ですが、月10本限定閲覧の無料登録会員でも見ることができました♪)

なんでも、

2000年~2009年は、「業績を完全予想」できれば
平均年率23.5%のリターンが見込めたという世界だったものが、

2010年~2019年では「業績を完全予想」できたとしても、
リターンの平均は、11.4%で・・・中でも・・・

特に2018年~2019年には、「業績を完全予想」できたとしても、
それだけでは年率1%台のリターンしか見込めなくなっている

(2000年以前の20年は、同じ要因での10年毎の平均リターンは12~13%程度ですので、2000~2009年は、業績予想できたもの勝ちの時代だったとも言えるかも💦)

ということなのだそうで。

経営スタイルや、会社の世界展開度、等々・・・
なにかと新しい尺度が影響しがちな世界になってきているようなのですね。

ということで、積極運用の投資信託のファンドマネージャー等、プロの方でも、
益々正確な予想は難しくなっているということでした。

まあ、コロナや自然災害など、世界的な突発事件!?もいろいろありますし💦そうなんだろうなと。

それでも、何らかの銘柄予想をしているWebページは結構好き♡な管理人。

時々銘柄発掘の参考にしているWebサイト、
Kabutan (別タブで開く→https://kabutan.jp/ )で最近見たニユースでは、

注目の最高益大復活企業企業の一つとして兵庫が誇る水晶デバイス総合大手の株式会社大真空【6962】が紹介されていて、ちょっと誇らしかったのですが、

株価が素直にするっと上がるのかどうかは・・・謎です💦

とはいえ、

最近管理人の視聴履歴がAI分析されてしまっているからなのか、
Youtube画面にしばしば株式投資のセミナーのCM動画が映し出されているのですが、

教材のCMでは、講師の方が・・・

「チャート(グラフ)なんか見てるから儲からんのよっ!」とか、
「ファンダメンタル(業績)なんか参考にしてるからからダメなんです!」
「Web上のもやっとした情報からは卒業しましょう!」

などとおっしゃっておられるので、プロトレーダーの皆様には、なにかミラクルな秘策があるのかもしれませんっ(笑

そんなややこしい世界なので、

え~い、こうなったら・・・
米国のいろんな銘柄の株価の状態をまとめて反映するという株価指数に連動する投資信託に投資して、米国の株式市場全体の(長期で見ると一貫した)上昇気流に乗っかったら楽勝やぁ! 

となってしまう人も出てこようというもの

長期投資として、S&P500(米国市場の代表的な500社を網羅する株価指数)など、
指数に連動する投資信託などへ投資する方々の気持ちが、最近よくわかります(;’∀’)

さらに、究極の中の究極の分散投資!?全世界の指数に連動する投資信託もありますし。

と、いろいろ指数連動のETFが素敵に思えるのですが・・・

そもそも株式投資は、それぞれの会社の稼ぎ力を信じて出資するという、
とても夢のあるもののハズであって、

市場全体の流れに乗っかるだけというのは、なんだか寂しいではないですか💦とも思うので。

管理人、今は諸般の事情により指数連動のETF(上場投資信託)に乗っかってるだけのスタイルですが・・・

良いな♡と思う個別の会社を応援するという基本モードも忘れないようにしようと思うのでした(`・ω・´)