カフェで本を読んでみる : Blue Bottle Coffee/ ブルーボトルコーヒー

たまに所用で神戸/三宮近辺に出るのですが、このあたりは居心地良さそうなカフェが満載なのでして。

普段はちょっと気分を変えて作業する場所として利用することが多いのですが、今回はめずらしく読書メインです。 わざわざカフェ読書、です(笑

行ってきました、Blue Bottle Coffee/ ブルーボトルコーヒー

昨年末行ったフォースウエーブ系に次いで、サードウエーブ系と言われているカフェです。(関連記事を別タブで開く→”カフェで大晦日:Greenberry’s COFFEE )

大丸神戸店の近く、白いおしゃれビルの中のちょっときれいめの倉庫?といった雰囲気のブルーボトルコーヒー神戸店

ネスレグループ傘下で、今や本家アメリカ以外では2015年東京の江東区・清澄白河の1号店に始まり、その後も東京、横浜、京都、神戸、そして、韓国、香港にも店舗展開しているというこちらのカフェチェーン。

同社Webサイトを開くと、OUR STORYとして、なかなかユニークな物語が。

2000年代前半、フリーランスの音楽家でありコーヒーマニアでもあった創業者ジェームス・フリーマン氏が、
「焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆だけをお客様に販売し、フレーバーが最も美味しいピーク期間に飲んでいただきたい。豆も最高品質で、最も美味しく責任をもって調達したものだけを提供する。」という志のもと、始めたビジネスなのでそうで。

もともとはアメリカのオークランドで、一軒一軒セールス電話をかけ、お客さんとコーヒーの好みなどの会話をし、注文してもらえたらおいしいコーヒーを週一回自分の車で運んでお届けします☆という、手作り感満載の会社だったようです。

Webページにはお店の名前の由来も載っておりまして・・・

 17世紀終わり頃、とあるウィーンでの軍事的事件を経て、フランツ・ゲオルグ・コルシツキーという人が中央ヨーロッパで初のコーヒーハウス「The Blue Bottle」を開業、ここからウィーンのカフェ文化が始まった  という歴史の説があることから、

創業者フリーマン氏が、その、ウィーンのカフェ文化発祥のきっかけをもたらしたコルシツキー氏に敬意を表し、コーヒーハウス「The Blue Bottle」にちなんで”Blue Bottle Coffee”/ 「ブルーボトルコーヒー」と名付けたのだとか。
(全日本コーヒー協会のWebサイト記事 ”【駐日大使のコーヒーブレイク】”、2017.08.10駐日オーストリア大使の回を見るに、長らく信じられていたこのウイーンのカフェ文化発祥説、実はそうではなかったのかも?という説もあるようですが・・・敬意は本物、てことで💦)

と、お店調べして気分を盛り上げつつ、いざ、店内へ☆

平日のお昼過ぎ、の割には人がいるなー、と思いつつも、満席というわけでもなかったので、とりあえず席取りを、と・・・

一人なので、すぐに確保できました(`・ω・´)

あとは今どきカフェチェーンではすっかりおなじみのオーダー風景・・・ 
今回はオーダーカウンターもいい感じに低くてありがたい💦

違うのは、サイズがワンサイズというところでして。

ここは創業者さんにインスピレーションを与えたと言われる日本の喫茶店と同じく、「ブレンドひとつくださ~い」といった単位です。
S,M,Lとか、トールとか、グランデとか、そういったサイズシステムではないので、なんだか気が楽です♪

豆にこだわるお店なのでシングルオリジン(単一の産地)もあるようですが、とりあえずブレンドで💦、と。

すかさず親しみやすそうなスタッフさんが、いい感じの笑顔で、「本日のブレンドの味に合うクッキーが割引価格でセットにできますよ~♪」と勧めてくるので、あ、じゃあそれで。と、あっさり乗っかった後は・・・

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ブレンドコーヒー 税抜き500円 
サフラン&バニラビーンズクッキー (ペアリングセット価格)税抜き180円
合計680円+税68円 = 748円
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と、お支払いした後・・・名前を聞かれます! 

これって・・・以前海外のカフェに入った時、一瞬、え?となった、“できたら名前で呼ぶシステム” (笑 。
お渡しカウンターでは何人かのスタッフの方がハンドドリップで一杯ずつ淹れており、今回は5分ほどで呼ばれました。

先に席に置いておいたクッキーの横にコーヒーを並べて、、、と。

コーヒーカップは、かわいい形ですがマグカップ並みの量・・・♡

よ~し、これで環境ばっちりや~ん♡と、おもむろに本を取り出しまして。

確かにクッキーはコーヒーの味と合っていておいしかったので、はっと気づいたら完食してしまってまして、あとはコーヒーをちょっとづつ堪能しつつ、読書三昧だっ!と。

コーヒーは、ハンドドリップなので飲み始めから適度にさめていて、熱っ!!!となることもなく、とても飲みやすい味だったので、

すぐに飲み干しそうになってしまったのですが・・・

持っていっていた阿古真理さん著の、人気料理家論(本邦初らしいです)、「小林カツ代と栗原はるみ」、興味深い本だったのですがなかなか読み終わらず、

読んでいる間コーヒーの楽しみを長持ちさせたいあまり、飲むスピードをダウンしまくったところ、読み終わって気が付くと冷め冷めの一口が残っている状態となっているのでした。

淹れて約2時間ものの一口、ですが。

ありがたいことに、冷めてもおいしかったです♡

ということで、初のブルーボトルコーヒーのブレンドは・・・

冷めてもおいしい弁当のおかず、ではなく、冷めてもおいしいコーヒー♡。だったのでした。

Blue Bottle Coffee Webサイト   
日本: https://store.bluebottlecoffee.jp
USA: https://bluebottlecoffee.com