JEMTCのパソコン有償譲渡会に行ってきました – 2 仕様のいろいろ

 

先日、我が家の12年モノパソコンをいくぶん若返らせるべく行ってみたJEMTCの有償譲渡会。(関連記事はコチラ→JEMTCのパソコン有償譲渡会に行ってきました。

持って帰ってきたパソコンさんの初期不良の確認も終わり、カスタマイズや旧パソコンからのデータ引越しなどを済ませたので、覚書めいたものを・・・。

我が家に来たパソコンさんは、このようなかんじでした。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

=機種=
・NEC VersaPro VK20EX-N
予想どおり、NECのビジネス向け機種でした。

=CPU=
・Intel(R) Core(TM) i3-4100M CPU @ 2.50GHz 2.50 GHz

CPU市場の約8割を占めるというIntel製、
廉価版パソコンによくあるCerelonシリーズではなく、
i3 第4世代ということで下位モデルとはいえ、一応Coreシリーズです☆

=メモリ=
・実装RAM:4GB

Webの批評コメントなどでは、CPUの能力を生かしきれない組み合わせということで、最低8GBだろっ!とのご指摘多めな性能ですが・・・
家庭でゆるゆる使っている分には、今のところ特に遅さを感じることもないです。

=ストレージ=
・SSD128GB


今時はアプリ等がサービス向上した分、システムを動かすための情報は大きくなっていて、その残り少ない部分にマイ写真とか大量メールを保存したりすると、すぐにパンパンになっちゃうよ💦というイメージからなのか・・・

ショボいと言われがちな容量ですが、管理人には十分かなと。
大量の写真データなどは別途外付けHDDやSSD,クラウドなどに置いておけばよいのですからっ♪
起動に関しても、SSDなので、電源を入れてからの起動は早いです。爆速というわけではないですが、ストレスを感じるレベルの遅さではないです♡  よいしょ、と座ってお茶を1回すすったら、すでに起動してました(`・ω・´)

=インターフェース/横についてる様々な繋ぎ口たち=
・HDMI×1口
・USB-TypeA×5口(内4口はUSB3.0)

・ミニD-Sub 15ピン
・D-Sub 9ピン


大型ディスプレイには、今流行りつつある“DisplayPort”ではなく、”HDMI”で繋ぐのですね。
マイパソコンにも付いていて、長らくUSBの代名詞みたいに思ってきた形状のType-AのUSB。

最近その進化形”USB-TypeC”が増えつつあるも、これも付いて無かったりします。

逆に、最近の機種には付いていないであろうミニD-Sub 15ピンや、D-Sub 9ピンといったものがあるので、周辺機器が極端に古い時には、もしかしてあってよかった!と、なったりして・・・?

=記録媒体の読み書き機能=
・SDカードリーダー
・CD,DVDドライブ (読み出し機能のみ)

 
CD,DVDの書き込みができないのは、大企業、官公庁のセキュリティ基準を考慮したモデルのため(?)だそうです。USBメモリやSDカードは普通に書き込みできるので、そうだとしたら、管理人には謎ルールですが💦特に問題はありません

=通信機能=
・イーサネットネットワークアダプター内蔵
・無線LAN機能は、無し

ではありますが・・・外付け無線アダプタ(Wi-Fi:11ac/WAP2対応)が同梱されています。

以上のような仕様でした。
CD,DVDドライブと同じくセキュリティ上の理由なのか、本体は
Blue-tooth機能無し、無線LAN機能無し、カメラも内蔵しておらず。
(※譲渡PCの中には、無線LAN機能付きのモデルもあるようです。)

良く言えば、

遠隔操作で勝手にカメラを作動させるウイルスのようなものもあるという昨今、
繋がらないという安全性(`・ω・´)が保たれている、とも言えるわけで。

必要とあらば、たくさんあるUSBの口に、Wi-Fi受信器、Webカメラも外付けで付ければ良いのですからして・・・

そして、

インターネットの家庭普及の黎明期を思い出す有線接続(無線システムを介さず、LANケーブルで直接ルーターと接続)は、セキュリティを気にする人から見れば、最強らしいですし(笑

続きまして、オペレーションのベースとなるソフトウエアですが。

=OS=  
・Windows 10 Home バージョン20H2
 デジタルライセンスによるライセンス認証済

譲渡直前に更新作業を行ってくれています♡
が!

よく見ると、バージョンが、2か月ほど前にサポート切れとなっていた20H2(2022年7月現在の最新バージョンは21H2)でした。

そして、各種アプリケーションソフトとパソコンについているガイドブックに関しては・・・

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

・WPS Office2 for Windows Standard Edition

マイクロソフト社の文書作成ソフト、WordやExcel、PowerPoint に似たような機能を持つキングソフト社の製品がインストールされており、正規版の証、シリアル番号カードが付いています。

市場に出回っている文書作成ソフトの中には他にも似た機能のものがいくつかあり、管理人もその類のソフト、Libre Office(無料)やOffice for Mac(有料)などを使ってみたことがあるのですが、使い方や表記の微妙な違いにフラストレーションを感じがちでして。でも、まあそんなものかなと思っておりました。

ところが・・・こちらのWPS Office、かなり本家のWordやExcelに近いです。PowerPoint的なものもありますし。(ただし、VBA機能は無いので、ディープな使い方をしたい方には不向きかもです💦)

買ったらいくらなのかなー?と思い、キングソフトのページにて調べてみたところ、本家より、はるかにお安いとはいえ5,690 円というモノでした(`・ω・´)

・筆まめVer.31 ベーシック

コンビニなどで素材集の雑誌と共に500円ほどで手に入るといわれるシンプル版なるも、年賀状などのはがき作成が簡単にできるというソースネクスト社の製品がインストールされており、CDも同梱☆

・JEMTCセキュリティパトロール

ソースネクスト社との共同開発で生まれた(参照元:JEMTC Webサイト 日本電子機器補修協会ニュース)という、3,800円/年で常に最新のセキュリティ基準でウイルスなどからパソコンを守るというセキュリティソフトです。

譲渡会の保証書には、Windows 10には、”Windowsセキュリティ”という、ウイルス対策等のセキュリティの機能が標準搭載されている旨記載されていたので・・・

安心感を増すための選択肢、ということなのでしょう・・・
譲渡パソコン購入者は、2,000円♪で、わからないところを聞けたりするサポート付きライセンスが1年間分買えるのだそうです。

デモ的にインストールされているものをちらっとのぞいてみましたが、表記がシンプルで大きかったり、機能が親しみやすい日本語で表記されていたりして、パソコン慣れしていない人にもわかりやすくするというところに重点が置かれている感じのセキュリティソフトでした。

セキュリティに関する認知度アップといった機能もあるように見受けられるので、セキュリティってなんなのじゃっ!?というところからは、脱することができるのかも、です。

・ゲーム:麻雀、囲碁、将棋
あ、ゲーム・・・ですね💦

・その他インストール済ソフト:
 ”Thunderbird(64bit版)” メール送受信用
 ”Google Chrome”     インターネット閲覧用
 ”Adobe Acrobat DC”   pdfファイル閲覧用

いずれも無料でWebからダウンロードできるものではありますが、すでにインストールされておりました。
持って帰ってすぐに使えるというのは本当だったんですね・・・。
さすがに個人的なメールの送受信設定をするというひと手間はありますが。

・パソコン操作レッスン動画 ”ビデオでナットク講座!”2020年度版

かわいい動物さんたちの登場で始まり、陽気なほのぼのBGM♪に乗って、
やさしそうな先生の解説でパソコンの基本的な使い方を学ぶというものです。
管理人個人的には、かわいい動物さんたちと独特のノリのBGMが気になって、 はじめの部分の内容が頭に入ってきづらかったですがw


解説はかなりゆっくり、わかりやすく話されており、これでわからないところは、さらにサポートに電話して質問できる、というシステムなのでした。

そして、紙媒体もありまして・・・

冊子:パソコンの”むずかしい”を”楽しい”に変えるガイドブック”趣味のPC”(←A4判 100ページ)

パソコンに不慣れな人のために、一生懸命作りました感が満載の一冊です。
Webでお見かけした体験ブログなどの情報から、もともとは、もう少しシンプルな冊子だったものが、進化してきていることがうかがえます。

毎月発行していた時期もあるようで、協会のWebページからバックナンバーも購入できるのだとか。(電話オーダーとのことで、金額は不明)

パラパラ読んでみて思わず、

かつて管理人がお勤めしていた小娘!?時代、人生の大先輩社員の方々と繰り広げていたような・・・
 
 先輩「テンキーの数字押しても動かんぞっ」(怒 (←3回目)
 管理人「NumLock、ていうキーを押してみてはいかがでしょうか💦」
 先輩「あ、直ったわ。」

といったようなやりとりに、日々全力で向き合っているのであろう
サポートセンターのオペレーターさんの姿を想像・・・💦パソコンはまあまあ使いますよという私ですが、意外と知らなかった小技もあったりしました。

まとめ:

メール送受信に関しては、個人レベルでの設定の作業が必要ではあるものの、

インターネット環境がある状態であれば、「持って帰ってすぐに使えます」を達成する条件はほぼそろっていて
本当に電源を入れるだけで使えるため、パソコンって掃除機と同じような家電品だったのかな💦という感覚になれる品でした。

とにかく初心者のハードルを低くしてくださっているようです

ただ、アカウント名は”USER” となっていて、パスワードもかかっていない状態なので、ここは個人の所有物らしくカスタマイズしようかな、と思ったのでした。

CPUやメモリ性能について、モヤモヤ感ただようところはありますが、6年モノとはいえ丁寧に扱われている製品ではあるな、という印象ですし、

Excelで何万行単位の資料を扱いながら、ネットで重そうなデータを表示させつつ、いくつものメールや文書のウインドウが開きっぱなし、などといった環境でもないため、管理人としては特に問題は感じないな♪といったところです。

あとは・・・

故障発生までX※X日!?(わなわな・・・)という、中古品リスクのみ💦かな、と。

Windowsバージョン問題!?

Windows 10は、基本的にはマイクロソフト社により2025年10月14日までサポートされることになっていて、適宜セキュリティ更新プログラムなどを入手することができることになっているハズなのですが。

実際は細かいバージョンアップが毎年1, 2回あって、それぞれのバージョン毎にサポート期間が定められ、その期間が過ぎるとサポート切れ状態になるため、セキュリティ更新プログラムが入手できなくなるということなのでした。

経験上、他のパソコンでは自動更新と共にいつのまにかバージョンアップされていたこともあるので、譲渡パソコンはなにかの理由でバージョンアップされていなかった/できていなかったということなのでしょう。

WindowsなどのOSに関するバージョン情報、セキュリティやトラブル情報などは、発行元マイクロソフト社のサイトに大変詳しく書かれてはいるのですが、
管理人、過去に何回も、んも~っ!!! とにかく、どこからどう調べたらいいんですかっ!!!

と、悲しくなったことしばしばで、ちょっと面倒なイメージを持ってしまっていたのですが・・・

近年はWeb上に一般的な人々が陥りそうなポイントを押さえた親切な解説サイトや動画も増えつつあり、検索でたどりついたサイトを見て、プロならずとも、なんとか自分で使う範囲ぐらいは対処できそうな世の中になってきてまして。

今回は”Windows 10 バージョン”や、バージョン名などでGoogle検索してみましたが、

Youtubeなどでも、”Windows 10″ “設定” “バックアップ” “回復ドライブ” ”ウインドウズ 更新” 等々入れると、詳しい動画がいろいろ出てきていましたので、また困ったらいろいろ教えていただけるのではないかと期待するのでした♡