毎日スコーン – 甘酒、と・・・高級生クリーム?

年末のパート(といっても身内のちょっとした手伝いですが)により唐突にストップしてしまったのですが、昨年の秋~初冬は、スコーンを毎日作っておりました。

もともと”古い小麦粉消費したるっ(`・ω・´)”から始まったスコーン作りですが、当初の”古い小麦粉を消費する”という、仕方ない感満載のところから、次第にわざわざ材料を買ってきて作るという流れに・・・

さらに、「次、こんなスコーン作ろうかなぁ~♪」という、スコーン作りのためのスコーン作り(笑 となってきてしまい、

節約イベントのつもりだったのに本末転倒やん~(笑 
ということで、そろそろ打ち止めにしようかと思っていたある日のこと。

スコーンマイブームの記事(前回記事はコチラ→小麦粉発掘からの・・・毎日スコーン )を見てくれた知り合いAさん(仮名w)さんから、「私も最近スコーン作ったんです♡ これ、おいしかったですヨ」とのレシピ付きメッセージが。

おおっ!甘酒のスコーン

やっぱり秋冬は甘酒が恋しいですね♡(栄養豊富なので夏バテにも効くらしいですが)

前回の記事でも書いたのとおり、管理人、前回記事でご紹介した”一人前のアレンジベース用レシピ”をいじっている日々の中で、酒かす練り込みをやってみたりはしたのですが、

甘酒だとどうなんだろう?と、思っていたわけなのですよ。グッドタイミ~ング♪

送られてきた写真からは、ほっこりおいしそうな雰囲気が♡ 

管理人がWebでレシピの海を漂っているときに何回かお見かけした甘酒スコーンは、いかにも健やか系といった感じで・・・

牛乳→豆乳、バター→こめ油などのサラサラ系と合わせるレシピはよく見かけており、なんとなくそういうサラサラ路線になるのかなと思っていたのですが・・・

送られてきたレシピは、コク出しとして、高脂肪タイプ(乳脂肪分47%)の純生クリームがたっぷり

それまで管理人が参考にしていたレシピは、小麦粉に、”油脂、甘味、水分”の素として、

“バター(20~30%前後)+牛乳やヨーグルト(45%~65%)+砂糖(10%~20%)”を入れるバージョンを多々お見かけしていたわけなのですが、
(※↑%はベーカーズパーセント(小麦粉重量に対する重量の割合)です。)

こちらはそれを“甘酒+生クリーム”の2つだけでまかなってしまおうという、いいとこどりにして、不器用さんにも優しいアレンジです♡

そこはとてもありがたいわけなのですが

乳脂肪分47%のリッチな生クリームは、扱っていないスーパーもある上に少々お高いので、お値段的には、管理人にはちょっとした心のハードルが。

察したかのごとく、「47%のものが手に入らない場合は乳脂肪やや低めのクリームを水分調整して使うこともできる」旨のコメントが。

管理人、一瞬、いっそのこと牛乳でも!?思ったのですが、

さすがに、牛乳(= 乳脂肪約4%でほぼ水分、しかも加工で乳脂肪の風味が抜けてる)”では別物すぎるので、この場合はナシですかね、やっぱり・・・

ということで、度が過ぎるケチケチ感情をなんとか抑えまして

生クリームを調達。。。と。

とりあえず30%台で試そうかなー、と思っていた管理人の前に現れた、こちらの
47%生クリーム↓↓↓

200ml パック:408円→326円税別♡

(余談ですが、この物価高で皆さんケチケチ度合が高まっているのでしょうか、消費期限の厳しい生モノや、売れ残りそうなお高めの商品に付いた値引き札、結構増えた気がします(涙 )

これはもう、背中押されている気がしたので、即買い

で、いざ、作成っ(`・ω・´)

材料を混ぜるだけで、バターを小麦粉と砂状になじませる、などという工程もいらないので、

お手軽感満載でしたぁ!! レシピを一人前に仕立て直して2回作ったのですが、

使った甘酒が、”そのまま飲むとおいしいストレートタイプ”というシャバシャバなタイプだったため、初回は水分多めのとろ~り生地となったものの、
私好みの甘さ控え目系なうえに、乳脂肪のいい香りと甘酒の風味がおいしいスコーンになりました♪

2回めは冷蔵庫の中の、オットが食べ残していた(あとで食べようとしていたのかもしれませんが💦)ふかし芋を詰めてみまして・・・

箱の底に残っていたクリームを、カプチーノ用のフォームドミルクなるものをを作るミニ泡だて器で、むりやりホイップクリーム化・・・

できたホイップクリーム乗せ、からの、はちみつがけしたところ・・・

ちょ・・・ちょっと! 高級スイーツの味や~ん!!!となりまして。

プロは、場合により50%生クリームというものを使うこともあるようなのですが、ソレに近い風味かもですw

若かりしころなら、残ったホイップクリームはすべて食べきるところですが、そこは更年期主婦、凍らせてその後のおやつ時間に小分けで登場していただきました(;’∀’)

そして、生地ですが。

焼いているときの香りがあまりにも食欲をそそる感じだったので、あらためて重量比を確認しましたら、、、

乳脂肪分が、わがシンプルレシピの1.5倍ほど入っている感じでした。

やはり、おいしそうな風味付けに、乳脂肪さん、いい仕事してるよね~♡と感じたのでした。

管理人は、相変わらずベーキングパウダーがわりに重曹を使っているので、
〇 1人前・65g小麦粉に、※重曹小さじ4分の1塩少々を加えて
〇 甘酒29g・生クリーム47g を用意し
甘酒、生クリーム(少なめからベタベタ具合を見つつ)投入、さっくり混ぜて・・・
〇 オーブン余熱後180度で20分焼く 
で、作成してみました。あっさりタイプの甘酒の場合は、砂糖を少しだけ足してもいいかも・・・?と思った次第。
(※ベーキングパウダーだと、小さじ半分強ぐらい)

甘酒といえば・・・

近年、疲労回復やダイエットに効くなどとして
おしゃれにパッケージされたものをスーパーなどでもよく目にするようになった甘酒ですが、

大きく分けて、酒粕と砂糖で作るものと、米麹から作ったノンアルコールのもの(甘”酒”て名前なのにですよー)があるようで、

希釈してショウガとか塩を入れてあたためるとおいしい、あのトロトロしたタイプの他にも、最近は紙パックなどに入っていてそのまま飲めるストレートタイプもあったりします♪

ですが。

管理人、甘酒と聞くと、今だに”登山の途中の茶屋で登場する甘い飲み物”が思い浮かびます(笑

わりと最近知ったのですが、微生物さんたちのおかげで、お米の糖がブドウ糖にまで分解されているらしく、
すばやく体に吸収される上に、体に必要な必須アミノ酸もバランスよく含まれているそうで、

実は・・・登山で体力消耗した体にぴったりの!?
スーパーフード、だったのでした💦

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※今回参考にさせていただいた情報:
農林水産省ホームページ内
キーワード検索:「甘酒には2種類の作り方がある」

→「甘酒には2種類の作り方があるとのことですが、ノンアルコールのものはどちらですか。2種類の違いも教えてください。」に対する回答記事 他
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